サンクコスト(埋没費用)とは?オポチュニティコスト(機会費用)との違いは?

サンクコスト(埋没費用)とは


サンクコストは「埋没費用」とも呼ばれ、回収することができなくなった投資やコストのことを意味する言葉です。サンクコストは「イニシャルコスト」や「ランニングコスト」と並んで、人間の意思決定に大きく影響する要素であると言われています。

投資が大きくなるほどサンクコストを取り戻したいという心理が強くなるため、間違った意思決定をしやすくなることが特徴です。サンクコストはビジネスにも大きな影響を及ぼすことが多く、市場の動向を左右することも少なくありません。

サンクコスト(埋没費用)の事例


サンクコストの事例としてはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、日常生活の中でよくあるサンクコストの具体例についてご紹介します。身近にある具体的な事例を見ながら、サンクコストについて理解していきましょう。

ギャンブル

サンクコストについて考えられる代表的な事例として、ギャンブルがあります。たとえばパチンコで5万円を投資したにも関わらず当たりを引けていない場合、さらに1万円投資しようという意思が働くことがあります。しかし、実際にはさらに投資を重ねても5万円を回収することは「ほぼ不可能である」と言えるでしょう。

その時、この5万円がサンクコストとなります。さらに投資したとしても無駄になる可能性が非常に高いにもかかわらず、サンクコストを取り戻そうとする意思が働くために、結果的に損失を増やしてしまう結果となります。

食べ放題

飲食店での食べ放題サービスに関しても、サンクコストが大きく影響します。食べ放題のサービスを利用する場合、支払った料金の元を取ろうとする意思を働かせる人は少なくありません。

その結果、食べ放題のために支払った料金がサンクコストとなってしまっているため、食事をゆっくり楽しもうとすることよりも、元を取るためにとにかくたくさん食べようとしてしまうのです。しかし、実際には料金以上の量を食べることは難しい場合がほとんどです。

なかなか転職できない

別の仕事に就きたいと考えていても、サンクコストの影響でなかなか転職に踏み切れないことがあります。

他の職業に転職しようとする場合、現在の職業に就くために重ねた努力や就職のために取得した資格、それまでにかかった学費などがサンクコストとなってしまうため、転職を決断できなくなってしまうのです。

転職した方が自分のために良いと分かっていても、サンクコスト効果でいつまでも同じ職場にとどまってしまうこともあります。

サンクコスト(埋没費用)で損失が膨らむ理由


サンクコストのために損失が膨らんでしまう理由として、「後戻りできない」と思ってしまうことや、「今さらやめることができない」と思ってしまうことが挙げられます。

このような感情や費やした時間、お金が意思決定に影響を与えることで、損切りできずに損失が膨らんでしまうような事例はよく見られます。

すでにコストを支払ったのにやめることはできないという考えから抜け出せず、さらに投資をしてしまうことで結果的に損失を大きくしてしまうのです。

サンクコストとオポチュニティコスト(機会費用)の違い


サンクコストとは対象的に、ビジネスなどの意思決定の際に重要視しなければならないものとして、オポチュニティコストがあります。「機会費用」とも呼ばれるもので、目には見えない費用です。

オポチュニティコストは最も利益の大きくなる選択肢以外を選んでしまった場合に生じるコストのことを意味します。すでに取り戻すことができないサンクコストに影響されて意思決定をすると損失を大きくしてしまうことに対し、オポチュニティコストをきちんと検討したうえで意思決定をすることで、より合理的な選択をすることができるようになります。

オポチュニティコストを考える際に大切になることとして、会計上の利益だけにとらわれてはいけないということが挙げられます。オポチュニティコストを重視するためには、社員の経験や取引先の信頼など、数字では測ることのできない利益を選択することも必要となります。

サンクコストによる損失を防ぐための方法


サンクコストによる損失を防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。ここでは、具体的にどのような工夫をすることが必要なのかについて取り上げます。いくつかの工夫を行うことで、サンクコスト効果での損失を防ぐことができます。

あらかじめ自分のなかでルールを決めておく

サンクコストによる損失を防ぐためには、あらかじめ自分の中でルールや一定の線引きを決めておくことが重要となります。意思決定をする上において、どこで損切りをするかについて自分ではっきりと決めておきましょう。

たとえ損失が出たからといって感情的にそれを取り戻そうとするのではなく、自分で決めたルールや線引きに従って行動するようにしましょう。感情に振り回されずに、理性を保ちながら行動することがサンクコストによる損失を抑えることにつながります。

第三者目線で物事を考える

サンクコストによる損失を防ぐためには、第三者目線で考えることが必要となります。感情的になってしまい、主観での行動を繰り返してしまうことで、大きな損失へとつながってしまいます。

なにか行動を起こす際にはサンクコストにとらわれず、第三者目線・客観的な目線で物事を考えることが大切です。自分自身ではなく、他の誰かが同じ状況に立たされたらどう行動するかを冷静に考えてみましょう。自分の感情だけで動いてしまうと、さらに損失を大きくすることにつながりかねません。

機会費用を重視する

サンクコストによる損失を防ぎたい場合には、機会損失ではなく機会費用を重視する必要があります。自分に与えられた複数の選択肢の中では、「その選択肢を実行することで、どのような機会や損失が発生することになるのか」についてをよく考えながら行動するようにしましょう。

選択肢を実行しなかった場合の損失である機会損失よりも、実行した場合の機会費用を重視して行動をすることで、より合理的な行動を選ぶことができるようになります。


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